- プレスリリース
monoAI technology、対面での学びが難しい子供も安心して通える「EuLa通信制中等部メタバース校」を開発~「学校に行かない=学びを諦める」ではなく、どこにいても学び続けられる環境をメタバースで実現~
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monoAI technology株式会社(本社:兵庫県神戸市、代表取締役社長:本城嘉太郎、東証グロース市場:証券コード5240、以下「当社」)は、株式会社アットマーク・ラーニング(本社:東京都品川区、代表取締役:日野公三、以下「アットマーク・ラーニング社」)が、2025年4月に開校する新たな教育機関「EuLa通信制中等部(※1)」に、2Dメタバース『ZEP』を活用したメタバース校を開発・提供します。
本プロジェクトは、発達障害やギフテッド、対面での学校生活に困難を感じる生徒が、自分に合った学び方で成長し、未来を切り拓ける環境をメタバースで実現します。
■実施背景
日本における不登校児童の数は年々増加しており、文部科学省の調査によると、2024年度には小・中学校で約34.6万人が不登校と認定されています。
また、不登校生徒の55%が90日以上欠席しており、長期化が深刻な課題となっています。(※2)
こうした状況を受け、アットマーク・ラーニング社は、「学校に行けない=学びを諦める」のではなく、「どこにいても学び続けられる環境を提供する」ことが重要であると考えています。
同社は、20年以上にわたり広域通信制高校や学習センターを運営し、多様な生徒が学べる環境づくりに取り組んできた実績を有しています。
その経験を活かし、さらに柔軟な学びの選択肢を提供するため、今回、不登校の増加を不就学につなげないことを目的として、2Dメタバース『ZEP』を活用したメタバース校の開発に至りました。
これにより、対面での学校生活が難しい生徒でも、仮想空間を活用することで、学習の継続や他者との交流を可能にし、どこにいても安定した教育機会を提供します。
(※1)発達障害やギフテッド、学習や集団生活に困難を抱える生徒を対象とした新しい形の教育機関。2025年4月開校予定。
(※2)データ出典:文部科学省 令和5年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果の概要(https://www.mext.go.jp/content/20241031-mxt_jidou02-100002753_2_2.pdf)
■EuLa通信制中等部 メタバース校の概要
EuLa通信制中等部 メタバース校は、対面での学校生活に困難を感じる生徒が、安心して学び続けることができる新しい学習環境です。
学校生活において過去に嫌な思いをした経験がある生徒にとって、従来の学校の雰囲気がストレスとなることも少なくありません。
そこで、本メタバース校では、そうした生徒が安心して学べる空間づくりに注力し、学校を思い出させない柔らかく落ち着いたデザインを採用しました。
生徒がリラックスしながら学習に取り組めるよう、空間の色彩やデザインに工夫を凝らし、さらに植物を配置することで心理的な負担を軽減し、温かみのある学習環境を提供しています。
本メタバース校は、生徒が集うコミュニケーションスペースと、学習に集中できるエリアの二つの空間で構成されています。
まず、コミュニケーションスペースには、学校からのインフォメーションを確認できるエリアや、ホームルームを行うための場を設け、生徒同士や教師との交流を促進します。これにより、オンラインでありながらも安心してつながりを感じられる環境を実現しました。
一方、学習エリアには、授業を受けた後に個室で集中できる勉強スペースや、教師に相談ができる職員室を設置し、生徒が自分のペースで学習できる環境を整えています。
今後、当社はメタバース技術を活用し、教育分野における課題の解決や新たな学びの機会の創出に引き続き取り組んでまいります。また、すべての子どもたちが公平に教育を受けられる環境の整備を進めるとともに、次世代の可能性を広げるための仕組みを発展・拡充し、より多くの生徒が自分らしく学べる社会の実現を目指してまいります。
■EuLa通信制中等部 コメント
氏名:日野 公三
役職:統括ディレクター
増加する一方の不登校の生徒数を単に問題視するのではなく、今後も学校から離れる生徒がさらに増えるという現実を前提として、「不登校」を「実質的な不就学(学業からの離脱)」へと至らせないために何ができるか、という視点に立った課題解決が求められるなか、EuLa通信制中等部では、不登校の初期段階(休養期)において、生徒自身の気持ちを尊重し、受容・傾聴・承認を大切にしています。
また、将来的に日本国内でも不登校の抜本的解決策として必要とされる「通信制中学」の実証的な取り組みを進めたいと考えています。私たちは、本取り組みが「学びの多様性」を巡る国民的な議論を促すきっかけとなることを願っています。
■monoNITE
『monoNITE』は、お客様の目的に応じた最適なプラットフォームを選定し、独自のメタバース空間を制作するスタジオです。単なる空間制作にとどまらず、没入感のあるゲーム要素を取り入れ、利用者が夢中になるコンテンツを通じて、お客様のブランドやメッセージを効果的に伝える新たな顧客体験を創造します。
これまでの制作実績やプロジェクト事例、各プラットフォームの特長について詳しくご紹介した資料を配布中です。
ぜひ、以下のリンクよりご覧ください。
サービスサイト:https://monoai.co.jp/mononite
【株式会社アットマーク・ラーニング】
所在地:東京都品川区北品川5-12-4 リードシー御殿山ビル3F
代表者:代表取締役社長 日野 公三
会社HP:https://www.at-learn.co.jp/
EuLa通信制中等部サイト:https://eula.jp/
【monoAI technology株式会社】
所在地:兵庫県神戸市中央区三宮町一丁目8番1号 さんプラザ3階34号室
代表者:代表取締役社長 本城 嘉太郎
設立日:2013年1月
会社HP:https://monoai.co.jp/
メタバース相談室:https://xrcloud.jp/blog/